
一言で言うと、
茨木市は、エリアによって地震の揺れや液状化・浸水・津波のリスクが変わります。
2018年6月18日の大阪府北部地震(M6.1)は、震源が茨木市北部でした。大阪市北区・高槻市・枚方市・茨木市・箕面市の5市区で最大震度6弱を観測し、茨木市では死者1名、負傷102名、住家全壊3棟・半壊95棟・一部損壊13,510棟という被害が出ています。
住む場所を決める前に、台地か低地かをハザードマップで確認しておくのが、いちばんの備えになります。
茨木市の防災リスク早見表
各市区の公式ハザードマップが示す想定区分をもとにした5段階表示です。同じ市区内でもエリアによって差があるので、目安としてご覧ください。
茨木市の地形と成り立ち
茨木市は、北部が丹波高原に連なる北摂山系、南部が大阪平野の一部をなす三島平野です。市内最高標高はポンポン山(678.7m)、最低標高は淀川河川敷(柱本)3.3mとされます。
北部の山地・丘陵と、南部の安威川ぞいの平野とで、リスクが分かれます。
▲ 茨木市周辺の空中写真。エリアによる地形の違いが見てとれます。 地図はドラッグ・ズームで動かせます。出典:国土地理院「地理院地図」
過去の災害に学ぶ
2018年6月18日の大阪府北部地震(M6.1)は、震源が茨木市北部でした。大阪市北区・高槻市・枚方市・茨木市・箕面市の5市区で最大震度6弱を観測し、茨木市では死者1名、負傷102名、住家全壊3棟・半壊95棟・一部損壊13,510棟という被害が出ています。
安威川では2024年に安威川ダムが供用開始し、洪水浸水想定区域図が更新されました。「水害・土砂災害ハザードマップ」(令和6年11月改訂)は、安威川・茨木川・大正川・佐保川など11河川の氾濫による浸水を想定しています。
※参考:茨木市 水害・土砂災害ハザードマップ。数字は各種資料をもとにしたもので、資料により多少の幅があります。
茨木市のハザードマップの見方
茨木市は、水害・土砂災害ハザードマップと、地震防災マップを公開しています。南部の三島平野(安威川ぞい)は洪水・内水・液状化のリスクがやや高め、北部の北摂山系の山際は土砂災害の警戒区域に注意が必要です。
2018年に直下型地震で震度6弱を経験した実績がある点も、あわせて意識しておきましょう。
浸水のふかさや液状化・津波のしやすさはエリアで変わるので、気になる物件の番地で、実際のマップを開いて確認しておくと安心です。
▲ 茨木市周辺の洪水・内水の浸水想定(想定最大規模)を表示しています。地図はドラッグやズームで動かせます。 左の「災害種別で選択」から高潮・津波・土砂災害・地形分類にも切り替えられます。
出典:国土地理院「重ねるハザードマップ」
※参考:茨木市 水害・土砂災害ハザードマップ/標高は地理院地図で確認できます。
茨木市で住む・引っ越すときのチェックリスト
最後に、茨木市で住まいを選ぶ・引っ越すときに確認しておきたいことをまとめます。
🗺 番地単位でハザードマップを確認する
台地か、低地・埋立地かで、地震の揺れや液状化・浸水のリスクが変わります。
市区の水害・液状化・津波ハザードマップを、気になる物件の番地で確認しておくと安心です。
📋 重要事項説明で地盤・水害の説明を聞く
不動産取引では、水害ハザードマップや液状化・地震の情報が説明されます。
流し聞きせず、物件の位置をその場で一緒に確認しておくと安心です。
🏠 心配なら地盤調査・対策履歴を確認する
個々の宅地の地盤や対策の履歴は、公開マップだけでは分かりません。
気になる場合は、地盤調査の報告や造成・対策の履歴を確認しておくと安心です。
茨木市で備えたい防災グッズ
🎒 最低限そろえておきたい防災グッズ
目安は「1人あたり最低3日分(できれば1週間)」です。まだ何もそろえていない人は、まずここから。
※乳児のミルク・おむつ、持病の薬など、家族構成に合わせて調整を。備蓄は定期的に賞味期限をチェック。
出典:首相官邸「災害が起きる前にできること」/内閣府防災「災害に備えて」(水の「1人1日3L」は農林水産省による)
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大地震や台風で断水・停電が広い範囲におよぶときには、「①持ち出し一式 ②水で作れる食料 ③電源」の3つを先に押さえておくと安心です。
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まとめ|茨木市の防災は「自分の番地」で確認する

茨木市は、台地か低地かでリスクが変わる街です。
だからこそ、住む場所を決める前に、市区のハザードマップで「自分が住む番地」がどんな地形かを確認しておくことが、いちばん確実な備えになります。
